三徳包丁の特長
三徳包丁の特徴としては、刃が長くて切先が尖っています。これは牛刀(シェフナイフ)と菜切包丁のそれぞれの特徴を組み合わせて作られているのです。
昔は、野菜と魚中心の食文化であった為に、菜切包丁や出刃包丁が主流でした。しかし西洋文化の影響を受けて、お肉を食べる事が一般に広がっていき、肉と野菜が切れるような三徳包丁が生まれたのです。
家庭料理で使う殆どの食材に対応しているので、包丁選びに迷っている方に真っ先にオススメされる一本でもあります。
また様々な食材を扱うことが出来る事から万能包丁とも呼ばれています。
三徳包丁と牛刀との大きな違いは形状と用途のふたつ。
牛刀は刃渡りが長めの仕様で、切っ先が鋭いのが特徴です。
刺身を引いたり、肉や魚を骨に沿って切り離したりする場合などに便利。
基本的には三徳包丁を用い、肉や魚を切る際には牛刀を用いるというように使い分けをすると効率的です。